インフルエンザワクチンの禁忌等について

【質問】
インフルエンザワクチンの禁忌等について


【回答】

 過去の摂取鶏卵およびワクチンのその他の成分に対する過敏症(発疹、血管浮腫、気管支痙攣、アナフィラキシー)の既往がある場合には禁忌となる。急性熱性疾患を有する場合も避けた方がよいとされている。また気管支喘息患者ではワクチン摂取後ヒスタミンやメサコリンに対する気道反応性の亢進が見られることがあるが、臨床的に明らかな症状の憎悪は比較的まれとされている。
 添付文書には併用注意として、免疫抑制剤(シクロスポリン製剤等)を長期にあるいは大量投与を受けているとワクチンの効果が得られないおそれがあると記載されている。
 基礎疾患や慢性疾患(心臓血管系疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・血液疾患・発育障害等)をもっているハイリスクグループへの予防接種は、合併症の発生や基礎疾患が伝染病にかかることで悪化するのを防ぐのに役立つので、慎重な配慮のもとで行うことが望ましい。

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