アロエの効果と副作用を知りたい。

【質問】
アロエの効果と副作用を知りたい。


【回答】

 アロエにはアロエベラ、ケープアロエ、キダチアロエ等多くの種類があるが、成分はほぼ同様で、配糖体であるアロイン(バルバロイン)、アロエモジン、アロエシンの他、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸、糖類、酵素など多種の成分を含む。民間療法では、内服で苦味健胃作用・瀉下作用、外用で消炎鎮痛・やけどの回復・美肌効果を期待して使用されてきた。標準用量は、葉を乾燥させたものとして1日に50~300mgを1~3回。1日1gを数日摂取すると致死量となる。短期間、適切に用いれば安全性が示唆されている。経口摂取での副作用は、腹痛、胃痛、下痢、腸管収縮、子宮収縮、血管拡張、血圧効果、気管支拡張などの作用があるため、妊娠時、月経時、腎疾患、痔疾患である場合と12歳以下の小児、授乳中の人(アロエ成分は乳汁移行性を示す)は摂取を注意する。その他、長期摂取では低カリウム血症、アルブミン尿症、血尿、腎炎、体重減少、筋力低下が起こることがあり、過剰摂取(内鞘の葉を乾燥し1.0g以上を5~6日間服用)で結腸の穿孔や出血を伴う下痢や腎臓障害を起こすことがある。

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