ドーピング防止
ドーピングとは
競技能力を高めるために、禁止物質や禁止方法を使用することを意味します。
禁止物質となる薬物を治療のために使ったり、禁止と知らずに使ってもドーピング違反になりますので注意しましょう。
市販されている風邪薬や胃腸薬、ドリンク剤、サプリメント、健康食品にも禁止物質を含むものがあります。
尚、禁止物質であっても治療目的であれば、「治療目的使用に係わる除外措置」の手続きにより、使用が認められることがあります。
★ドーピング検査の対象となる競技会に出場するスポーツ選手は、治療を受けたり、お薬を購入・使用する際には、かならず医師、薬剤師に相談して下さい。
日本では、財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)がドーピング防止機関として指定されています。
禁止物質及び禁止方法は、JADAホームページに掲載されている禁止表国際基準をご覧ください。
Global DRO(Global Drug Reference Online)は、成分名や商品名での検索が可能なサイトであり、世界アンチ・ドーピング規程禁止表国際基準に則り、禁止物質・禁止方法か否かおよび投与経路について検索結果が表示されます。
スポーツファーマシストとは
公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、
・薬の正しい使い方、ドーピング防止の指導
・薬に関する健康教育
などの普及・啓発を行うことを主な活動とします。
薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。
お近くのスポーツファーマシストが、アスリートをサポートします。
新潟国体を機に、新潟県内にもスポーツファーマシストが多数誕生しました。
スポーツ選手が病院を受診した時、薬局で処方せんの薬を受け取る時・市販薬を購入する時は、ドーピングに関する事など、スポーツファーマシストがいる病院・薬局(JADAホームページへリンク)でお気軽にご相談ください
薬剤師会ドーピング防止ホットライン
当会ではドーピング禁止薬に関する問合せを受付けています。
必ずFAXまたはメールで、
・対象薬物の名称(正式名)、製造・販売会社、入手方法等
・氏名、日中連絡先、電話番号、FAX番号またはメールアドレス、参加競技
を明記の上、下記に送付してください。
新潟県薬剤師会 薬事情報センター
FAX:025-281-7735 又は ad2009 @ niiyaku.or.jp